巨人の阿部慎之助監督(46)が2―7で敗れた4日の阪神戦(東京ドーム)後に試合を総括した。
今季初の伝統の一戦は誤算が続いた。先発した若きエース・戸郷が3回7安打3失点で降板となり無念の2試合連続KO。2番・中野に序盤だけで2盗塁を許すなど塁上でも徹底攻略された。2番手を託された横川は3回無失点と仕事を果たし反撃への流れを作ったが、7回からマウンドに上がった3番手・堀田が安打と2四球で二死満塁のピンチを招くと木浪に走者一掃の二塁打を浴びて一挙3点を失うと、回またぎで登板した8回にもさらに1点を失い、計4失点となった。
打線も13安打5得点した前夜の中日戦(3日=バンテリン)の勢いはなく、奪った得点は初回、吉川の一時同点に追いつく適時打と、9回の甲斐の適時打による2点のみ。投打でかみ合わず連勝は2でストップした。
阿部監督は阪神打線に「完全攻略」された戸郷について「いろいろな勉強をさせてもらいましたね。相手の研究も大事だけど、自分の研究もしてほしいなと。今日はそういういい勉強になったゲームだったんじゃないかなと思います」と課題を指摘。細かな部分での制球面でもこの日は課題を残した右腕だったが「(制球は)甘いといえば甘いけどね。打たれているのは(球速が)初回から142、3キロじゃあね。もし相手だったら『あれ、今日は(調子が)全然よくないんじゃないか』と多分思うはずなんだよね。そういうほころびが出たのかなと思いました」と批評した。
それでも2番手で登板して役割を果たした横川については「こういうゲームの中でも『もしかしたらいけるんじゃないか』っていう流れも作ってくれたし、素晴らしい投球だったかなと思います」と称賛し、敗戦の中からも明るい兆しを見出した。












