【米国フロリダ州フォートマイヤーズ14日(日本時間15日)発】レッドソックスの吉田正尚外野手(31)は敵地で行われたメッツとのオープン戦には出場せず、ストーリー、ディバースら残留組と走塁練習、守備練習など軽めのメニューで汗を流した。また、予定していたフリー打撃は疲労の蓄積を考慮し中止となったが、各自が室内ケージで打撃練習を行った。
全体練習が始まる前、吉田は山口通訳を相手にアメリカンフットボールの白い5ヤードラインが引かれたアジリティ・フィールドで別メニューのキャッチボールを行った。約5カ月前にメスを入れた右肩のリハビリメニューは「予定通り順調」と話すが、この日はこれまでで最長の30ヤード、約27メートルの距離まで伸ばし、山なりではないストライクを続けて投げ、問題なく終えると思わず白い歯がこぼれた。
その後、練習フィールドに移動すると、アストロズからFA移籍してきたアレックス・ブレグマン三塁手(30)が吉田に接近し、ストレッチをしながら二人だけの談笑がスタート。途中、離れていた山口通訳が「助け舟」を出すこともあったが、年齢が近く、「大学時代に対戦している」二人はそれぞれの打撃論について意見交換をするなど、いい関係を築いているようだ。
吉田は青山学院大学時代、日本代表として米国代表のブレグマンと、2013年日米大学野球選手権大会、2014年ハーレムベースボールウィークなど複数の国際大会で対戦。ブレグマンは当時の吉田のことを「え、そうなの?覚えていない。印象に残っているのはスプリットを投げる背の高い投手(吉田侑樹)かな」と正直に語るが、吉田は「僕は大したことなかったが、彼はショートで、(カブスの)スワンソンと共に有名で二遊間を組んでいた」ことを鮮明に覚えており、「ひとつひとつの動きにキレがあって、スイングも凄くシンプルで、ボールにしっかりコンタクトしてくる、どっちかというと日本人っぽい、野球を上手にする素晴らしいプレーヤー」という印象を持ったという。
当時の大学日本代表だった坂本誠志郎(阪神)、田中正義(日本ハム)、山﨑福也(同)、山﨑康晃(横浜DeNA)らにとっても、吉田とブレグマンがメジャーでチームメイトになったことは興味深いものになっているはずだ。












