ワールドシリーズ連覇を目指すドジャースが再び大型補強を敢行し、2025年シーズンに臨む。
投手陣ではマイナー契約で佐々木朗希投手(23)も獲得したが、サイ・ヤング賞に2度輝いたブレーク・スネル投手(32)を引き入れたことで、先発陣はさらに厚みを増した。スネルは2023年までパドレスでプレーし、同年オフにFAとなって24年はジャイアンツで腕を振った。そしてオフにオプトアウト権(契約破棄)を行使し、再びFAに。5年総額1億8200万ドル(約282億円)の大型契約でドジャース入団が決まった。
スネルといえば、移籍先がドジャースに決まった当初、自身のSNS上でファンとやり合ったことでも話題となった。ジャイアンツファンとみられる人物から〝銭ゲバ扱い〟するコメントが書き込まれ「自分のチームに腹を立てろ。俺がドジャースと契約したことしか知らないくせに」などと応戦していた。
そして、交渉がまとまるまでの知られざる過程について、9日(日本時間10日)の米紙「サンフランシスコ・クロニクル」で赤裸々に明かしている。
「(監督の)ボブ・メルビンが僕を愛してくれていることは知っているし、ローガン・ウェブやマット・チップマンとは本当に仲がいいんだ。だからショックだった。彼らはすぐに僕を追いかけてきてくれると思っていた。でも、彼らは僕に何も言ってこなかった」
メルビン監督はスネルと同じく23年までパドレスで指揮を執り、24年もパドレスで監督と選手という間柄だった。それだけにジャイアンツから移籍するかどうかは大きな岐路だった。ところが…。
「ボブにテキストメッセージを送っても返事はなかったし、ボブはいつも僕に返事をくれるから何となく予感はしていたんだ。でも、他のチームも僕に興味を持っていたのに変な感じだった」
まさかの〝連絡無視〟でジャイアンツ復帰はないと判断し、新天地を求めたという。メルビン監督にも何か事情があったのかもしれないが、移籍の裏側にはさまざまなドラマが眠っている。











