第96回選抜高校野球大会は24日、予定されていた3試合が天候不良のため、25日に順延となった。2日連続中止となるのは2010年以来14年ぶり。準決勝翌日の休養日がなくなり、決勝は31日に行われる。

 この日は第6日の1回戦・日本航空石川―常総学院(茨城)、2回戦の八戸学院光星(青森)―星稜(石川)、熊本国府―阿南光(徳島)が甲子園の室内練習場で調整となった。
 
 日本ハム、横浜などでもプレーした常総学院・島田監督は「非常に残念。プロでも先発の登板が2日連続で延びることはなかなかないので…。『試合をやりたい』というモチベーションを、また明日に持っていかなければならない。そういう面で調整が難しい」と顔をしかめた。

 また、投手は決勝までの最大5試合を、1週間で500球以内の制限がある中で戦い抜かなければならない。指揮官は「ピッチャーのやりくりがちょっと大変になる。基本はエースの小林に任せるが、継投も考えながらやっていきたい」としつつ「それはそれで、まず目先の1つに集中してやりたい」と意気込んだ。

 一方でチームは昨秋の関東大会の準決勝で、土砂降りの中プレーしたが、作新学院に2―7で敗れた。明日も天候が不安視されるが、苦い経験を生かして1回戦突破を目指す。最速149キロ右腕・小林(3年)は「関東大会では雨で試合前の時間が空いて、淡々と打ってアウトになったり、投手もよくなかった。明日はそれを変えようという意識だけ。緊張感やモチベーションを高く持ってやりたい」と言葉に力を込めた。