第96回選抜高校野球大会第2日第1試合が19日、甲子園球場で行われ、32年ぶり2回目出場の阿南光(徳島)が10年ぶり2回目出場の豊川(愛知)を11―4で下し初戦突破した。
注目が集まったのは阿南光のエース・吉岡暖(はる)投手(3年)と、豊川の「3番・中堅」で先発出場した大会屈指の強打者、モイセエフ・ニキータ外野手(3年)との対決だ。
4度の対戦で8回一死一塁からモイセエフに大会第1号となる一発こそ浴びた吉岡だが、残り3打席は全て三振に仕留めた。「対応力があるバッターなので毎打席配球を変えての対策をキャッチャーと練っていた」と特に警戒していたが「三振は取れたが投げミスで(本塁打を)打たれたので、正直悔しいです」と反省を口にした。
結局、この日は豊川打線に148球を投げ9回9安打4失点、11三振を奪って完投勝利をもぎ取った。高橋監督は「彼らしいピッチングができた。ニキータ君にホームランを打たれましたが、1球1球がこれからの彼を形成していく1球だったと思います」とエース右腕を頼もしそうに目を細めた。












