【アリゾナ州グレンデール11日(日本時間12日)発】ドジャースの山本由伸投手(25)のメジャーデビューが韓国・ソウルで行われるパドレスとの開幕シリーズ2戦目の21日に決まった。MLBが発表した。パドレスのダルビッシュ有投手(37)は20日の開幕戦に登板。大谷翔平投手(29)と日米通じての初対決が濃厚だ。

 この日、雲一つないドジャーブルーの青空の下、開幕前の最終登板となる13日(同14日)のマリナーズとのオープン戦に備えてブルペンに入った。打席に打者に立ってもらい、17球目からはセットアップポジションに切り替え、構えなどを微調整しながら計26球を投げ込んだ。

 練習後、日米メディアの囲み取材に山本は実に柔らかい表情で応じた。メジャーデビューが決まったことについて「すごくうれしく思いますし、まだまだ本当に選手としてもこれからなので、新たなスタートラインとしていいスタートが切れるように頑張りたいです」と笑顔を見せた。

 韓国でメジャーの公式戦が開催されるのは初。歴史に残る登板だ。「やっぱり公式戦が始まるということで、僕としてはすごくドキドキする気持ちと、集中してやっていこうという気持ちですし、韓国のファンの皆さんはやっぱ韓国で開催されるのが初めてですごく楽しみにしてくださってると思うので、いい姿見せれるように頑張りたいです」と冷静に語った。

 相手のパドレスはナ・リーグ西地区のライバル。2021年に42本塁打放ったタティス、シルバースラッガー賞5度のボガーツ、メジャー通算313本塁打のマチャド、昨年のナ・リーグのユーティリティー部門でゴールドグラブ賞を獲得した韓国の英雄・金河成と並ぶ強力打線について聞かれると「やっぱりすごく実績のある選手もいますし、有名な選手といいますか、すごくとにかく能力の優れた選手が打線にいるので、一人ひとりとしっかり勝負できるように、とにかく自分のコンディションを大切にやっていきたいです」と意気込みを語った。

 自身初のメジャーキャンプ。練習メニューは日本時代にやってきたトレーニング方法を継続した。

「すごく一日一日が充実してたので、本当にあっという間に。もう明後日明々後日ぐらいにまた移動になるって考えると、すごく早かったなとは思いますし、メジャーのキャンプと日本のキャンプはもちろん全然違いますけど、しっかり落ち着いて自分の練習をできたので、本当に充実してたと思います」と、納得の1か月だったことも明かした。

 投手史上最長&最高額の12年総額3億2500万ドル(約465億円=合意当時)で契約した山本。韓国でついにメジャーの舞台に踏み出す。