横浜(現DeNA)、中日で活躍し、NPB歴代最多の3021試合に出場した谷繁元信氏(53)が18日、プレーヤー部門で野球殿堂入りを果たした。
都内で行われた表彰式には、横浜時代の1998年に日本一を達成した際の監督、権藤博氏もゲストとして駆けつけ、スピーチを披露。「谷繁、おめでとう。私が監督をやった時には、もうレギュラーで2年目だった。その前の年に3割を打ったらしいけど、彼を支えてきたのは何とかこのレギュラーをつかみ続けるという執念が最後まで崩れなかった」とねぎらった。
谷繁氏は名捕手として27年間にわたり現役生活を送り、通算3021試合出場はプロ野球最多記録。27年連続本塁打、捕手で2963試合出場はギネス記録にも認定されている。そんな〝鉄人〟を権藤氏は「キャッチャーというポジションは、すごく体に当たられることが多い。これがもうすごく柔らかい。柔道の受け身みたいな柔らかさで。ブロックをして相手から自分が飛ばされても大きな衝撃を受けない。これが谷繁のすごいところ」と言及した。
さらに「何より優れていたのはハンドリングですね。キャッチャーミットで捕るというよりも、グラブで捕るぐらい軽々と、内野で遊んでいるぐらい軽々と捕る。そのために投手の140キロ、150キロの球を簡単に捕って、そのハンドリングの良さがスローイングの良さにつながった。私は試合が始まったら捕手はフィールド内の監督だと思っているが、そういうプレーを彼は見せてくれた。試合の時に投手がサインを間違って投げても、ハンドリングの良さで平気で処理していた」と秘話を明かす。
最後は「まだ53歳だそうですから、まだまだできそうな体をしているが、これからは野球界のために何らかの形で谷繁らしく貢献してもらいたい」と権藤流エールを送った。












