広島、ドジャース、ヤンキースで活躍し18日に殿堂入りした黒田博樹氏(48=広島・球団アドバイザー)が後輩たちにエールを送った。
通達式後に会見に臨んだ黒田氏は日米通算203勝の野球人生を振り返った。2008年にドジャースに移籍したが、「私がアメリカに行った時はそこまで鳴り物入りというかそういう形でアメリカに渡ったわけではなく。30歳過ぎてから。ただ自分の中で一番考えていたのはチームにとってどれだけフィットできるか、チームにとってどれだけ必要とされるピッチャーになれるか、そういうことを常に頭に入れて7年間投げてきたと思います」と無我夢中だったという。
今オフ、大谷翔平(29)と山本由伸(25)がドジャースの後輩になった。大谷へのエールを求められた黒田氏は、「僕が言える立場じゃないと思いますけど」と前置きすると、「彼もいろいろ背負ってグラウンドに立って、そういう意味では大変だと思いますけど。これからアメリカに行く選手に少しでも勇気を与えるように頑張ってほしいと思いますね」と期待を込めた。
また山本に対しては大谷と同チームのメリットを聞かれ、「大谷選手が今季はマウンドに上がるというのはなかなか難しいと思いますけど、ピッチャーとしてのいろいろアドイスを聞けるというのは非常に大きいと思いますね」と自身の経験から指摘した。
近年、米国で日本人投手の評価が高まっていることに、「うれしいですし、また彼らが次の世代のためにまた今、アメリカで頑張らないといけないと思いますし。そういう気持ちでやればおのずといい成績を残してくれるんじゃないかなと思いますね」と黒田氏は先駆者として笑顔を見せた。












