卓球の世界選手権個人戦3日目(25日、米・ヒューストン)、女子シングルス3回戦を突破し16強入りした石川佳純(全農)が、試合後の勝者インタビューで流ちょうな中国語を披露し、中国で話題になっている。

 試合後、現地のインタビュアーが最初にマイクで英語で石川に質問。通常は日本語の通訳がいるが、この日は不在。主催者は石川が中国語が堪能なことを知っており、別の通訳が中国語に訳して石川に質問した。

 中国系の観客が多かったようで、会場からは「ヒュ~!」と拍手喝采。石川は照れながらも中国語で「自分でもこんなにいいプレーができると思わなかった」などと答え、歓声で声が聞こえにくくなるほど会場を盛り上げた。

 中国のウェイボーのホットワードでも「石川佳純が中国語でインタビューに答えた」が上位に入り、マイクを前に照れながら答える画像が次々に投稿された。「本当にかわいい」「中国語がとてもうまい」と話題になっている。