中国メディアがフィギュア男子日本代表の羽生結弦(27=ANA)の魅力を多角的に分析し、その驚くべき〝気配り〟を称賛した。

 中国サイト「百度」は論評メディア「一子依」による羽生の特集を掲載。「フィギュアスケート選手で妖精のような存在である羽生結弦は、冬季五輪でどれほど人気があるのか」と題して、その魅力をさまざまな視点から解析した。

 同メディアが特に着目したのが羽生の細部にまでわたる気配り。「その細やかさは羽生のキャラクターをよく表している」とした上で、14日に行われた今大会の総括会見の様子で見せたある場面を写真付きで詳報した。

「羽生は記者会見が終了し、すぐに立ち去ることもできましたが、そうしなかった。写真撮影の求めに快く応じ、しばらくその場から離れなかった」と報道陣からの要請を快諾して本来設定されていなかった撮影タイムに応じたと指摘。そして、その際にみられた気づかいをこう報じた。

「写真を撮る時に、テーブルの上にあったミネラルウオーターのボトルが反射効果で(撮影時に)影響を与えていると気づき、すぐにボトルが置かれた位置からずれて写真を撮らせた。さらに彼は、さまざまなな角度で立ち、さまざまな方向にむいて写真を撮影させた」。報道陣の立場を思いやって撮影しやすい状況を考え、詰めかけた多くのカメラマンの求めにも丁寧に応じている様子を絶賛した。

 こうした点を踏まえて「我々はいつもアイスリンクで彼のゴージャスさを感じるが、リンクの外で見せる彼のすばらしい性格こそが、より魅力的なのだ」と羽生の人間性をたたえた。

 すでに中国で人気の高かった羽生だが、北京五輪を通じてさらに中国ファンのハートをがっちりつかんだようだ。