震災から10年 車いすバスケ・元日本代表主将が被災地で出前授業「記憶を風化させたくない」

2021年03月11日 12時37分

根木慎志氏(日本財団パラリンピックサポートセンター提供)

 東北地方を中心に甚大な被害をもたらした東日本大震災から11日でちょうど10年。日本財団パラリンピックサポートセンターが主催する「あすチャレ!スクール」が石巻市立住吉中学校(宮城)で行われた。

 今回のパラスポーツ体験型出前授業は、シドニーパラリンピック男子車いすバスケットボール日本代表主将・根木慎志氏(56)の「震災から10年という節目の今年も、是非、訪問したいと考えていました。コロナ禍の中ではありますが、やはりどうしても被災地の学校を訪問したい、震災の記憶を風化させたくない」との思いから実現した。

 授業内では「東日本大震災の際、被災地で悲しい想いをしている子供たちに、自分は何かできるかを考えました。事故で一瞬にしてこれまで当たり前にできていたことができなくなったという経験、そして、私の場合は車いすバスケットボールというスポーツとの出会いがあって、今の自分があることに気づきました」と講演や車いすバスケで生徒と交流を深めた。

関連タグ: