フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)の同国代表FWキリアン・エムバペが、一度は口頭合意したスペイン1部レアル・マドリード入団を〝ドタキャン〟して残留を決断したと現地メディアが報じた。

 エムバペは以前から相思相愛とみられたRマドリードへの今夏の入団で合意していたが、発表目前にして翻意。英放送局「スカイ」のジャンルカ・ディマルツィオ氏が「エムバペはPSGに残る。彼は自らの口でそれを発表する」と急転直下の残留を報じた。

 スペインの移籍専門メディア「フィチャージェスネット」も「Rマドリードは攻撃を強化するために、夏の市場で他の選手を探すことを余儀なくされる。彼らは今後10年間チームの大黒柱になる予定だった選手を失った」と報道。そして、今回のエムバペの決断に対して〝怒りの提言〟を行った。

「Rマドリードはこの選手のことを永久に忘れなければならない。2度も拒否し、フリーで来られるオファーを受け入れたと思った途端にカネのためだけに残ることを好んだ選手と契約するために、土下座してはならない。彼はペレス会長とクラブを嘲笑している。ここまでされて、クラブのイメージはどうでもいいというわけにはいかない」

 エムバペは契約を短期間で更新した上で数年後のRマドリード入りを狙うとの観測も出ているが、世界屈指の名門がここまでコケにされて、またホイホイと獲得に乗り出してはメンツが丸つぶれというわけだ。

 まもなく去就を発表するエムバペだが、PSG残留ならば、Rマドリードとの間に大きな遺恨を残すことになりそうだ。