【スペイン・マドリード12日(日本時間13日)発】欧州チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝第2戦でレアル・マドリード(スペイン)はホームでチェルシー(イングランド)に延長戦の末に2―3とし、2戦合計5―4で4強入りを決めた。

 第1戦を3―1で勝利したRマドリードは0―1で迎えた後半6、30分にも失点。0―3の時点で2戦合計4―3と昨季CL王者のチェルシーに逆転を許した。しかし、38分にMFルカ・モドリッチ(36)のクロスにFWロドリゴ(21)が合わせて追い付くと、突入した延長前半6分に絶好調のエースFWカリム・ベンゼマ(34)が決勝弾を叩き込み、2季連続で準決勝に進出した。

 モドリッチは「とても甘い敗戦だ。0―3になっても僕らは最後まで諦めなかった。苦しい夜になったが、大事なのは4強入りを決めたこと」とし、DFナチョ・フェルナンデス(22)も「僕らはレアル・マドリードだ。小さいころから諦めないことを学んでいる」と語り、4季ぶり通算14度目のビッグイヤー獲得を見据えた。