ハーランド争奪戦が急展開 サウジ皇太子による買収合意のインテルが〝白紙の小切手〟提示へ

2022年01月03日 16時25分

ハーランド争奪戦が一層激しくなり始めた(ロイター)
ハーランド争奪戦が一層激しくなり始めた(ロイター)

 ドイツ1部ドルトムントのノルウェー代表FWエーリングブラウト・ハーランド(21)を巡る争奪戦が激化する中、超大穴候補としてイタリア1部インテルが急浮上してきた。

 インテルはオーナーの中国蘇寧グループが財政難のため売却方針を決定。イングランド・プレミアリーグのニューカッスルを買収したサウジアラビアのモハメド・ビンサルマン皇太子率いる同国の政府系ファンド「PIF」と基本合意し、米経済誌「インターナショナル・ビジネスタイムズ」によると10億ドル(約1150億円)の買収額で近日中に正式決定する見込みとなっている。

 そうした中、すでに〝新生インテル〟がビッグプランへ向けて動き出している。スペインメディア「ミオトラリーガ」は「彼らはハーランドと〝銀河契約〟を結ぶ可能性を試したい。欧州チャンピオンズリーグ(CL)のチームでもあるため、より説得力のあるプロジェクトであり、ビンサルマン皇太子が持つニューカッスルとは違う」とインテルが争奪戦に乗り出すと報じた。

 とはいえ、ハーランドに対してはスペイン1部レアル・マドリードや、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティーなどビッグクラブが獲得へ動いている。〝後出し〟のインテルにつけ入る隙はなさそうだが、大勢を覆す強力な武器がズバリ〝カネ〟だ。

「とにかく彼らは費用を惜しまない。マドリードなどのチームが争奪戦の主導権を握っているのは事実だ。しかし(条件を)カットすることを主張するならば、エージェントはインテルのプロジェクトがリーダーになる可能性がある。それは非常に魅力的かもしれない」と指摘。ハーランドの契約を巡っては、代理人のライオラ氏が破格の手数料などを要求しており、史上最高額の年俸も含めて総額500億円を超える条件を想定している。これまでは要求を満たせるクラブはなかったが、資産が約50兆円とケタ違いの富豪であるビンサルマン皇太子ならば話は別。ハーランド側の天文学的な要求に対して、鶴の一声で満額どころかさらに上乗せする可能性すらありそうだ。

 インテルが買収発表とともにハーランド争奪戦にも電撃参戦することになりそうだ。

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