サッカーの元アルゼンチン代表MFハビエル・マスケラーノ(36)が15日、現役引退を表明した。現在所属する同国1部エストゥディアンテスの公式サイトを通じ「ずっと考えてきたが、キャリアを終えるときが来た。私は100%自分の仕事をやり切った」とコメントした。

 同国代表として最多の147試合出場の記録を持ち、キャプテンも務めた。2006年ドイツ、10年南アフリカ、14年ブラジル、18年ロシアと4度のW杯に出場。また04年アテネ五輪で金メダルを獲得すると、08年北京五輪にはオーバーエージ枠で出場し、母国の連覇に貢献するなど、アルゼンチンを代表する選手だった。

 クラブではイングランド・プレミアリーグのリバプールで活躍後、スペイン1部バルセロナに移籍し、欧州チャンピオンズリーグ(CL)を2度制した。