攻撃の要が離脱を強いられた。日本サッカー協会(JFA)は19日、カタールW杯アジア最終予選の日本代表に選出されていたFW大迫勇也(31=神戸)が辞退したと発表。神戸によると、ケガのためだという。

 大迫は2日の横浜戦で右脚を裂傷し、リーグ戦を2試合欠場したが、15日に行われたアジアチャンピンオンズリーグ(ACL)プレーオフのメルボルン・ビクトリー戦(オーストラリア)にフル出場。この日の清水戦も後半32分までプレーしていた。

 試合後、三浦淳寛監督(47)は「足が万全ではない中、プレーをしていた。両足がつっていた状態だった。やれるところまでと思ったが、両足がつっての交代です」と説明していた。勝てばW杯出場が決まるオーストラリア戦でも活躍が期待されただけに、森保ジャパンにとっては大きな痛手となった。

 代替選手としては、ベルギー1部シントトロイデンのFW林大地(24)を追加招集。林はチームを通じ「自分らしさ全開で、日本代表の力になれるよう一生懸命頑張りたいと思います」と決意を述べた。