カタールW杯アジア最終予選で森保ジャパンに0―2で完敗した中国代表に対し、自国メディアが酷評している。

 中国「新浪体育」は前半、中国代表のシュート数、コーナーキックの回数が0で、試合を通じてもシュート数が日本が16に対し2、コーナキックが日本が11に対し1であることなど、データを羅列。「両国の差がありすぎた。ボクシングの試合なら、ヘビー級対フライ級の対決。小学生が大学生と試合をしているようなものだった」と評した。

 さらに、スペイン・エスパニョールに所属し、代表のエース格であるFW武磊についても「試合で26回しかボールに触れず、パス15回中、成功は8回。シュート数は0だった」とダメ出し。「李霄鵬監督がどんな采配を行おうが、圧倒的な戦力差の前に、わずかなチャンスもなかったといっても過言ではない」とその差を強調した。

 これでグループ2位突破の可能性が消えた中国。李監督は試合後「今回の負けに責任を感じている。申し訳なく思っている」と謝罪したが、反発は強そうだ。