J1のFC東京でスーパールーキーと注目を集めるMF松木玖生(18)が12日の広島戦(味スタ)で2試合連続フル出場を果たし、2―1の快勝に大きく貢献した。

 松木は攻撃的MFとしてリーグ戦3試合連続でスタメン出場を果たし、鋭い出足からのボール奪取や、絶妙なタイミングでのスルーパスなど攻守でチームをけん引。待望のプロ初ゴールこそならなかったが、チームの中心として強烈な存在感を発揮して2連勝へと導いた。

 この日の試合では総走行距離がチームでダントツのナンバーワンとなる12.386キロメートルを記録。FC東京のファンやサポーターからは新人離れした運動量に称賛の声が集まり、ネット上では「松木玖生、あべしゅー(MF安部柊斗)より1キロも走ってる…。すごい運動量」「松木玖生めっちゃ走っててビビった」「松木君怪物でしょ」と高く評価する意見が続々と上がった。

 試合を重ねるごとに輝きを増す黄金ルーキーが、早くも東京の顔になりつつある。