北中米サッカーW杯(6月11日開幕)に挑む日本代表のFW前田大然(28)が28日、都内で自叙伝「がむしゃら なぜ俺は、こんなに走るのか――。」(幻冬舎)の発売記念イベントに出席し、セルティックでの今季の活躍を振り返った。

 前田は今季リーグ戦36試合に出場し、14得点6アシストを記録。16日のプレーオフ最終戦でもゴールを決め、チームの5年連続56度目の優勝に大きく貢献した。

「シーズン序盤はあまり調子が上がらなかったが、終盤にかけて調子が上がってきた。この勢いのまま、W杯ではいい結果が出るかな」とコンディションは抜群のようだ。

 前半戦の不調に関しては「要因は分からない」というが、「うまくいかない時でも、今まで通りがむしゃらにやり続けた。それを最後の最後で神様が見てくれていた」と本のタイトルにもなった自分らしい姿勢が良い結果をもたらしたことを強調。W杯に向けては「ゴールやアシストはチームを助けるために大事だが、がむしゃらに戦いたい。最後(のW杯)になる可能性は全然あると思うので、楽しみたい」と意気込んだ。

 今回の代表チームには、セルティックをチャンピオンズリーグ決勝トーナメント進出やリーグ連覇に導いた偉大なレフティー・中村俊輔コーチが帯同する。

 同クラブの後輩にあたる前田は「俊輔さんはチームのレジェンドだと、セルティックでずっと言われているので、そういった人と一緒にプレーできるのはすごく楽しみ」と笑顔で語った。

 スコットランドで歴史に残る活躍を見せた2人が、今度は日本代表で新たな歴史を作る。