J2横浜FCの元日本代表MF中村俊輔(43)が20日、オンラインで取材に応じ、今季から変更した背番号についても言及した。

 2019年7月に加入したときは46だった背番号は昨季から自身の代名詞でもある10に変更した。さらに今季は25を背負うことがすでに発表されていた中、中村は「10番つけてベンチはダメでしょ。それもあったし、若い選手、これからという選手につけてほしい。(新10番の安永)玲央はピッタリ。初心にかえるじゃないけど、25も好きなのでつけさせてもらった」と説明。25は横浜M加入から2シーズンと10年の復帰から13年までつけ、セルティック時代もそうだった。

 今季は再びJ1昇格を目指す戦いをスタートさせる。中村は「結果的に落ちてしまったのでそれが全て。個人的には降格は初めてで、40歳を過ぎて、この前(19年)の昇格も初めて経験できたのはポジティブにとらえている」とした上で「もう1回、J1に戻して定着させたい。それが支えてもらっている方にできること」と力を込めた。