J1浦和は31日、デンマーク1部ミッティラントのDFアレクサンダー・ショルツ(28)が完全移籍で加入することをクラブ間で合意したと発表した。

 クラブによると、ショルツは189センチの長身で今季の欧州チャンピオンズリーグ1次リーグでは2得点を挙げているという。「右利きのセンターバック。リーダーシップを発揮し、ディフェンスラインをまとめるだけでなく、ドリブルや前線へのパス供給で積極的に攻撃の起点にもなる。セットプレーでの得点も期待できる」と紹介した。

 ショルツはクラブを通じ「初めまして。浦和レッズでの新たなチャレンジを始められることに、とても興奮しています。浦和レッズは、素晴らしいファン・サポーターがいる、とても良いクラブだと聞いています。浦和レッズファミリーのみなさんにお会いできるのを心待ちにしています。どうぞよろしくお願いいたします」とコメントしている。

 浦和は5月にデビューし、5試合5得点と活躍中のFWカスパー・ユンカー(27)に続き、デンマークからの補強となったが、今夏の加入が確実視される日本代表DF酒井宏樹(31)と合わせ、大型補強で上位浮上を目指していく。