武田修宏氏 不振のJ1鹿島は「親会社が変わった影響あるかも」

2020年07月14日 11時00分

武田修宏氏

【武田修宏の直言!!】再開したJリーグでは、「常勝軍団」と言われている鹿島がリーグ戦で4連敗したね。今季はアジアチャンピオンズリーグ(ACL)のプレーオフ、ルヴァンカップも合わせると開幕から公式戦6連敗。8度のJリーグ制覇を誇る名門クラブがまさかの低空飛行だよ。

 現役時代に柏でプレー経験(登録名はアントニオ・カルロス)のあるザーゴ監督(51)は就任1年目とあって、まだチームを確立できていないっていうのはわかるんだけど、低迷の理由はそれだけじゃないと思う。試合を見ていても違和感というか、これまでの鹿島とは違う印象で、チームの歯車が少しずれているって感じなんだよね。

 そこには昨季に親会社が日本製鉄からメルカリに変わった影響があるのかもしれない。チームはこれまで築いてきたブラジルスタイルを継承しているんだけど、今季の選手補強は鹿島らしくなかったし、チーム編成も苦戦したイメージがある。例年と同じように取り組んでいても親会社のカラーが違うと、チームの雰囲気も変わってしまうんじゃないのかな。

 逆にJ1首位の川崎や2位浦和、4位のFC東京は築いてきたチームのスタイルに大きな変化を感じなかった。今季は2部降格はないけど、チームは浮上できるか。大きな変換期を迎えている鹿島に注目だね。 (元日本代表FW)