武田修宏氏が疑問 20億円赤字で鳥栖社長責任取らないの? 

2020年05月28日 16時40分

武田修宏氏

 元日本代表FW武田修宏氏(53)が、2019年度決算で20・1億円の赤字を計上したJ1鳥栖の現状を憂慮している。

 18年度の5・8億に続く2期連続赤字となる緊急事態だが、Jリーグの村山勉クラブライセンスマネジャーは「すでに増資の計画について我々とコミュニケーションを取り、最終的に債務超過に陥っていない」と説明。今のところリーグとして鳥栖の経営に対する是正などのアクションを起こす予定はない。

 しかし、武田氏は、この状況を真っ向から批判する。18年夏に推定年俸8億円の元スペイン代表FWフェルナンドトーレスを獲得(19年限りで現役引退)するなどの竹原稔社長(59)による放漫経営について「経営者が責任を取らないのはおかしいよ。トーレスら大物外国人の獲得で赤字が膨らんだのに社長は何も責任を取らない。普通の会社でもダメだよ。そこにJリーグがメスを入れないといけない。それが鳥栖だけではなくサッカー界の現場の意見だよ」と力を込めた。

 身の丈に合わない経営のあおりを受けてクラブを去らざるを得なかったスタッフもいただけに看過できないという。新型コロナウイルス感染拡大で20年度の決算も赤字が予想される。武田氏は「サポーターはどう思っているのかな。このままじゃJリーグのためにならない」と憤っていた。