【Jリーグ】浦和が開幕戦劇勝!MF関根「気持ちでねじ込んだ」

2020年02月21日 22時00分

決勝ゴールの関根

 Jリーグ開幕戦(BMWス)が21日に行われ、浦和が3―2で接戦をものにして白星発進を決めた。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で予防に関して厳戒態勢が敷かれる中で行われた一戦は、白熱した試合展開となった。

 前半7分、FW石原直樹(35)が豪快ヘッドを決めてホームの湘南が先制。これが記念すべき2020年Jリーグ第1号ゴールとなった。

 劣勢を強いられた浦和だが徐々に攻撃のリズムをつかんでいくと、39分に待望の瞬間が訪れる。左サイドでDF山中亮輔(26)からボールを受けたMF汰木康也(24)が突破するとゴール前へクロスを上げる。これにFW興梠慎三(33)が左足で合わせ、一度はGKに防がれるも右足で押し込んで同点に追いつく。

 直後の42分には、山中からの左クロスに新加入のFWレオナルド(22)がヘッドで合わせて勝ち越し。ベテランと新助っ人のゴール競演であっという間に浦和が逆転に成功した。

 しかし湘南は諦めない。後半20分、左クロスに合わせたMF山田直輝(29)がヘッドで突き刺す。古巣に“恩返し弾”を決めて同点に追いつく。

 そして2―2の同点から“歴史的瞬間”が訪れる。後半24分、浦和のDF鈴木大輔(30)がペナルティーエリア内のゴールライン際で相手選手と競り合った際にボールを右手で触り、ラインを割るのを防いだ。そのままプレーは続行となったが、湘南の選手が抗議するとビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)によりPKの判定に。これがVARのJリーグ適用第1号となった。

 しかし湘南はFWタリク(31)がPKを外して勝ち越しに失敗。すると40分、浦和のMF関根貴大(24)が試合を決めた。「最後は気持ちでねじ込んだ」と殊勲の一撃で、浦和に開幕白星をもたらした。