【オレゴン州ポートランド発】WWE・ロウで、紫雷イオ改めイヨ・スカイが歓喜のメジャータイトル奪取だ。

 ベイリー、ダコタ・カイとの悪のユニット「ダメージ・コントロール」でWWEマットを席けん。今週のロウではダコタとのコンビで、WWE女子タッグ王者のラケル・ロドリゲス&アリーヤに挑戦した。2週前のロウで同王座決定戦を争い敗れたチームだ。

 序盤は長身のラケルにダコタがつかまった。場外に落ちたイヨとダコタは、ラケルがリフトアップから放り投げたアリーヤのボディーアタックをくらう。その後もイヨが攻撃を浴びるも、ロープにもたれたアリーヤの背中にダブルニーを打ち込んで逆襲。ダコタとの連係攻撃でアリーヤを追い詰めた。

 アリーヤには合体ブレーンバスターをネックブリーカーで切り返され、ダコタがラケルから怒とうのパワー殺法で反撃を受けた。それでも、イヨがアッパーカットからウラカンラナの体勢で粘ってラケルを場外に転落させた。リング内のダコタはアリーヤのフェースバスターをくらうも、セコンドのベイリーがここで介入。カウントの最中にダコタの足をロープにかけてロープブレークとし、3カウントを許さなかった。
 
 怒ったラケルが場外でベイリーに詰め寄った時だ。イヨはコーナーポスト上段から鮮やかなムーンサルトアタック。両ヒザが直撃する強烈な一発で、ラケルをKOした。この隙にリング内のダコタがカイロプラクター(変型バックスタバー)でアリーヤを沈め、3カウントを奪った。
 
 ダメージ・コントロールの連係でベルトをもぎり、イヨは満面の笑み。NXTでは女子シングル、女子タッグを手にしたが、ロウ昇格から約6週間でメジャータイトル奪取に成功した。ダメージ・コントロールの3人が花道でベルトを掲げると、祝福の花火だ。イヨはバックステージのインタビューで「私たちが史上最速で最強のタッグチームチャンピオンになったぞ~! 最高の気分よ!」と歓喜の雄たけびを上げた。

 自身のツイッターにも「RAWでデビューして6週間で一気にチャンピオンまで駆け上がった。これぞアメリカンドリーム!! 勢いは止まらない、さらに高みへ」と記して、さらなる躍進を誓った。