14日(日本時間15日)に63歳で急死した米国のレジェンドレスラーのスコット・ホールさんに、プロレス界のスターから追悼の声が続々寄せられている。

「ジ・アウトサイダーズ」でホールさんとコンビを組んだ盟友のケビン・ナッシュは、ツイッターに2ショット写真を投稿。「愛せなくなって初めて、どれだけ愛していたかがわかる」と親友を失った苦しい胸の内を明かした。

 また、ドウェイン・ジョンソン(ザ・ロック)はインスタグラムでホールさんとの試合の動画を載せ「プロレスはスコット・ホールという伝説を失った」と投稿した。さらに「スコットとの試合の前、私は彼の活躍にどれだけ影響を受けたか、必ず彼に伝えた。新人の頃、スコットの試合を研究していた。彼のスタイル、激しさ、キレの良さ、そしてリング上での優れたIQと心理学。彼の試合を一コマ一コマ研究していた」と、最大のリスペクトを持っていたことを明かした。

 また、ホールさんと何度も対戦した〝ヒットマン〟ブレット・ハートはインスタグラムに長文を投稿。「訃報に接し、悲しみに暮れている。晩年のスコットとはあまり親しくなかったが、よく考えてみると、彼が友人だった頃の楽しくて幸せな思い出がたくさんフラッシュバックしてくる」と数々の思い出を記述。「素晴らしいマシンがあまりにも早く逝ってしまった。彼の家族、友人、そして愛する人たちのために、私の思いと祈りを捧げたい」と追悼した。

 JBLことジョン・ブラッドショー・レイフィールドは、「ビジネス界で最高の頭脳とワーカーの一人である彼とケビンは、ビジネスをより良いものに変えていった。安らかに眠れ、友よ」と、インスタグラムに記した。

 プロレス界が悲しみに包まれている。