【フロリダ州オーランド22日(日本時間23日)発】WWEのロウ大会が行われ、謎の忍者軍団を率いる元ドラゴンゲートの戸澤陽(34)が、24/7王者Rトゥルース(48)をフォール。約半年ぶり2度目の戴冠を果たした。

 Rトゥルースとの試合に忍者軍団を引き連れて登場した戸澤だが、試合前にボビー・ラシュリー(43)が乱入。ほとんど戦力にならない忍者軍団を蹴散らすや、Rトゥルースをフルネルソン固めで絞め落として意気揚々と引き揚げた。

 この間、戸澤は忍者らしく「葉隠れの術」でリング下に隠れていたが、ラシュリーが消えると猛スピードで王者をフォール。3カウントが入ってベルトを奪還した。

 同王座は祭典「レッスルマニア36」でNFLの名選手ロブ・グロンコウスキー(31)の手に渡っており、1日大会で庭師に扮したRトゥルースが、グロンコウスキーを自宅前で急襲して奪還を果たしたばかりだった。

 元WWEクルーザー級王者の戸澤は、昨年12月22日にニューヨークの路上でRトゥルースを襲撃して24/7王座初戴冠を果たすも、直後に路上に立っていたサンタクロースにベルトを奪われている。今後は王者として気の抜けない毎日が続きそうだ…。