【WWE】貫禄出てきたマッキンタイア SDの王様コービン退けWWE王座防衛

2020年05月19日 13時47分

マッキンタイアはコービン(左)をクレイモアで撃破し王座防衛(C)2020 WWE, Inc. All Rights Reserved.

【フロリダ州オーランド18日(日本時間19日)発】WWEのロウ大会が行われ、WWE王者ドリュー・マッキンタイア(34)が、スマックダウン(SD)の“王様”ことキング・コービン(35)の挑戦を退けて王座防衛に成功した。

 マッキンタイアは祭典「レッスルマニア36」で難攻不落の“ビースト”ことブロック・レスナー(42)から大殊勲の王座奪取を果たすと、ほぼ毎週防衛戦を敢行。10日のPPV大会「マネー・イン・ザ・バンク(MITB)」では最強挑戦者の”マンデーナイト・メサイア”ことセス・ロリンズ(33)を撃破して堂々たる王者に成長を遂げた。

 ロウでは挑戦者がいなくなったこともあり、対抗ブランドのSDからコービンが挑戦に名乗りを上げ、この日の王座戦が実現した。ステージ上からは次期挑戦を表明したボビー・ラシュリー(43)と代理人MVP(46)が見守る中、ゴングが鳴らされた。

 試合はラフ攻撃に徹したコービンがリード。場外戦から得意のパンチを上下左右から打ち込み続ける。さらにはラリアートから雪崩式脳天砕きを決めるが、王者はトレードマークともなった「カウント1」で強引にハネ返してしまう。さらにはフロントスープレックスからビッグブーツ、スパインバスターを決めると一気に攻勢に転じた。

 敵の十八番ディープシックス(旋回式脳天砕き)を耐えると、ビッグブーツからグラスゴー・キス(顔面への頭突き)、フューチャーショック(ダブルアーム式スナップDDT)の波状攻撃で最後は必殺のクレイモア(ランニング式シングルドロップキック)一撃。勝利後は貫禄すら漂わせ、次期挑戦者のラシュリーに高々とベルトを誇示した。

 また先週大会で婚約者の“ザ・マン”ことベッキー・リンチ(33)のご懐妊発表というおめでたい大事件が起きながらも、レイ・ミステリオを大流血に追い込む謎の凶行を働いたロリンズが黒のスーツ姿で登場。行動の真意を説明した。

「俺はMITBでマッキンタイアに敗れて絶望の暗闇に沈んでしまった。しかし本当の光は、暗黒の闇を経験しなければ見えてこない。ミステリオには悪いことをしたと思うが、俺がリーダーとして再び光を見るためには必要な行動だったんだ」

 やはり王座戦敗退のショックが原因だったようだ。とりあえずベッキーの妊娠は関係がないことが判明し「まさか妙な展開に…」と心配していた世界中のユニバース(WWEファン)を安心させた。

 救世主はミステリオを師と仰ぐウンベルト・カリーヨ(24)が突っ掛かってくると、アリスター・ブラック(34)との試合を控えていた配下のマーフィー(31)に一蹴させてしまう。さらにはUS王者アンドラデ(30)から軍団を追放されたセオリー(22)をマーフィー対アリスター戦に乱入させて自軍に勝利を呼び込んだ。

 ロリンズは行き場をなくしたセオリーを強く抱きしめて洗脳するがごとく自軍のメンバーに加えた。救世主がわずか1週間で本来の策士ぶりを取り戻した。

 オープニングでは“毒蛇”ランディ・オートン(40)が登場。オートンは先週大会でかつてのレイテッドRKOの盟友で“R指定の男”エッジ(46)に、次回PPV大会「バックラッシュ」(6月14日)での正統試合での決着戦を要求。エッジは即答を避けていた。

 毒蛇は「祭典のラストマンスタンディングマッチは確かに俺が負けた。だが俺たちの勝負にイスも凶器も必要ない。お互いの肉体とレフェリーだけがいればいい。エッジには情熱があった。しかし彼は純然たるレスリングの試合ができるかどうか、疑問を感じて答えを避けたんだ。今の彼は恐怖心しかない臆病者だ」とエッジを糾弾した。

 ここでエッジが全身に怒りをみなぎらせてリングイン。毒蛇を正面からにらみつけると「やってやる!」とPPV大会での対戦を承諾。レイテッドRKOの遺恨最終決着戦が正式決定した。

 また祭典「レッスルマニア36」で足首を負傷したケビン・オーエンズ(36)が6週間ぶりに復帰。アポロ・クルーズ(32)と組んでアンドラデ、エンジェル・ガルザ(27)組と激突すると、クルーズが旋回式パワーボムでガルザを沈めた。

「バックラッシュ」は日本時間6月15日にWWEネットワークで配信される。