女子プロレス「スターダム」の〝お騒がせ女〟ジュリア率いる「DDM(ドンナ・デル・モンド)」が大ピンチだ。
 
 9日の立川大会では〝妖精〟なつぽいがジュリアに造反。中野たむ率いる「コズミック・エンジェルズ(CA)」に電撃移籍した。

 ジュリアは「なつぽいさ、たむの悪口、めちゃくちゃ言ってたじゃん」と暴露するや「今後DDMをどうするとかいろんな話、たくさんしたのは全部全部、嘘だったんだね。そんな薄っぺらい女だったとは思わなかったよ」とあきれた様子。さらに「かわいいペットだったけど、今日からあんたは敵。徹底的にやってやるよ」と怒りをにじませた。

 また、ひめかは「なつぽい…本当に変わっちゃったんだね。私の大切な仲間を裏切ったこと、絶対に許さないから」と吐き捨て、舞華は「最後までいい子ちゃんで終わりたかったんだね」と肩を落とした。

 桜井まいは、なつぽいの移籍を「絶対に選択ミスですよ」と指摘し「ジュリア、テクラ、舞華、ひめか。DDMは最強だから、5人でこれからも頑張りましょう」と呼びかける。

 だが、3月まで8人の最大勢力を誇ったユニットが、朱里、MIRAI、そしてなつぽいと3人の離脱者を生んだのは事実。しかも、ジュリアは祭典「5★STAR GP」(30日、大田区で開幕)でDDMの躍進を狙っていただけに、なつぽい脱退の影響は計り知れない。

 ジュリアは「桜井がそうやって言ってくれてマジで心強いし、私は今いるメンバーを宝だと思ってきた。ここにいるDDMの仲間を大切に、そして誇りに思っているから」とした上で「大丈夫。私たちは大丈夫。ここからですから、諸君。DDMの巻き返しに期待してください。アリベデルチ、またな!」と強調したが、果たして…。