
女子プロレス「スターダム」〝闇の黒虎〟ことスターライト・キッドが、ワンダー王座取りへの秘策を公開だ。
28日の後楽園大会では「コズミック・エンジェルズ」の月山和香(30)とシングルマッチで対戦。序盤から右脚に集中砲火を浴びせ、その場跳びムーンサルト、619(ロープ上のブーメンランキック)と流れるような攻撃を繰り出した。
月山の反撃もはねのけ、最後は同時に首をロックする新技の変型ストレッチマフラーでタップを奪った。キッドは「今日は白いベルト戦のために、利用してやった」と同技を「黒虎脚殺(こっこきゃくさつ)」と命名。
別名「先走るな上谷」としたこの技は、王者・上谷沙弥とのワンダー王座戦(7月9日、東京・立川ステージガーデン)に向けて開発したもの。身長150センチのキッドは、168センチの上谷とは体格差があり、そのハンディを埋めるのは絶好の技となる。
「自分の持ち技をうまく使い分けて、二度と生き返らせないように不死鳥(上谷)を完全に殺してやるよ。ああ、もう飛べなくなっちゃうなあ~。フフフ」
アーティスト王座を保持する闇の黒虎が、初のワンダー王座取りへ視界良好だ。
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