限界突破で飛躍を狙う。女子プロレス「スターダム」の春の祭典「シンデレラ・トーナメント」(4月3日、東京・立川ステージガーデンで開幕)を前に、連覇を狙うワンダー王者・上谷沙弥(25)が怪気炎を上げた。
昨年、同トーナメントを初制覇した上谷は、そこから上昇気流に乗ることに成功。徐々に勢いをつけて12月29日に中野たむを撃破してワンダー王座も獲得した。さらに年が明けてから2度の防衛を挟み、3月26、27日の2デイズで行われた両国国技館大会でも前ワールド王者・林下詩美、中野と連続撃破してV4とした。
これで「自信が確信になった」と怪物的なコメントを残した上谷は、当然、トーナメント連覇を宣言。「勝って防衛戦の相手に指名したい人がいます。朱里と彩羽匠(マーベラス)。私はプロレス界の4大巨頭が中野たむ、林下詩美、朱里、彩羽匠だと思っていて。そのうち2人は倒したので、残る2人とやりたいです」と意中の人の名を挙げた。
ここまで強気になれるのは、自身の〝伸びしろ〟を確信しているからだ。上谷は「私は全力がモットーなんですが、両国でその先を感じたというか…。詩美さんからは試合後『全力の向こう側を表現しろ』って言われて。中野さんとは戦っているうちに、今まで自分でも感じたことのない狂気が表れたのを実感しました」と力説する。先輩である詩美とかつての師匠である中野を連日の激闘で下し、自身のさらなる可能性を感じたのだ。
「全力の向こう側と狂気…。この2つで私、限界突破できそうな気がするんですよ。それを、シンデレラ・トーナメントで加速させればもっと強くなれると思うんです」
優勝はもちろん、さらなる進化も目指す白の王者。春の祭典でどんな戦いを見せるのか。












