【スターダム】“黒い”スターライト・キッドを直撃 木谷オーナービンタ事件の真相、今後について激白

2021年11月07日 07時00分

ハイスピード王者として君臨するスターライト・キッド(東スポWeb)
ハイスピード王者として君臨するスターライト・キッド(東スポWeb)

 女子プロレス「スターダム」で独特の存在感を発揮しているのが、スターライト・キッドだ。6月に極悪軍団「大江戸隊」に強制加入したのを機に、奥底に潜んでいた悪の才能が開花。8月には悲願のハイスピード王座を初戴冠し、親会社「ブシロード」の株主総会では木谷高明オーナーをビンタしたことが話題となった。今後、黒いキッドはどこに向かうのか? 


【スターライト・キッド特別インタビュー】

 ――注目度が上がっている現状をどう思う

 キッド (ユニットがSTARSから)大江戸隊にかわった瞬間に注目を浴びたのと、ハイスピードチャンピオンになったのが一番大きかったかな。そこからとにかく「自分が一番目立ってやろう」という気持ちで常に動いてる。大江戸隊が今リーダーがいなくて、そんなに「自分が自分が」っていう人がいないから。

 ――リーダーの刀羅ナツコが負傷欠場中だ

 キッド 大江戸隊を大きくしたい気持ちもあるけど、何よりも一番は自分を大きく目立たせることが重要かなって。でも、その中でタッグリーグで琉悪夏と組んで出ているわけだし、なら琉悪夏のことも目立たせてあげたい。琉悪夏もフューチャーのチャンピオンになってすごく貫禄が出てたっていうか、ナツコの何かを背負っている感じがすごく伝わってくる。若いうちらが頑張らなきゃいけないんじゃないかって強く思うよね。

 ――木谷オーナーへのビンタも話題になった

 キッド 私じゃなきゃできなかったんじゃない? 他にできるやついんの?って思うし。株主のみんなの気持ちを背負ってっていうのもあるけど、私の本音でもあるかな。

 ――ハイスピード王座をどうしていきたいか

 キッド 今までのチャンピオン像とは全く違うものにしていきたい。私はこのベルトを4年かけて8回目でようやく取れたから、誰よりも思い入れがある。だからこそ、その屈辱、悔しさをこのベルトに染み込ませたいし、挑戦してきたヤツらの屈辱もこのベルトに刻み込んで、全て背負って戦っていきたい。とりあえずこのベルトは闇のベルトにしたいから。

 ――3日のV2戦(川崎)では両者リングアウトで渡辺桃を退けた後、コグマが挑戦を表明した

 キッド コグマが紫雷イオからハイスピードを奪取した試合(2015年2月22日、後楽園)を、私はお客さんとして現地で見た。まさかその時は自分がレスラーになるとは思っていなかったけど、その興行を見て、翌月の興行も見て、スターダムに入団した。ちょうど(退団した)コグマと入れ違いくらいだった。(自分が)入団したタイミングでいなくなったのでかかわることはないかなと思ってたら、このタイミングで復帰してきて、今私がハイスピードチャンピオン。

 ――なるほど

 キッド 最初はコグマがこのベルトを狙ってるかどうかは分からなかったけど、私としてはこのベルトに挑戦してきてほしいとは思っていた。で、必ずこのベルトをかけて倒さなきゃいけない相手だってなぜかすごく感じて。私は獲物をとらえたら逃がさない。ダークハイスピードワールドに、必ず引き込むよ。

 ――注目の一戦になりそうだ

 キッド コグマもなんかこのベルトに興味を示してくれて、私にも興味があるってことだから。コグマも当時のハイスピードチャンピオン時代の自分に勝つつもりできていると思うし。でも、第9代王者より現21代王者の方が全てにおいて上だよってことをその一戦で教えてやりたい。

 ――どんどん闇のベルトになっていく

 キッド やっぱり私がこのベルトを取った以上、そして岩谷麻優のもとから離れた以上、まずはこのベルトの最多防衛、岩谷麻優が持っている9回を必ず超えたい。だから、こんなところでコグマに渡すわけにいかないし、踏み台になってもらおうかなと。

 ――その岩谷に対する今の感情は

 キッド 憎いわけでもないし、嫌いになったわけでもないけど「岩谷麻優」って存在に価値がある。これまでのスターダムをずっと支えてきた一人だから。それは私も生え抜きの一人として、岩谷麻優のアイコンの座を奪おうってわけじゃないけど、スターダムのトップに立ちたいっていうのは変わらないから。そのためにはやっぱり、岩谷麻優を超えなきゃいけない。勝敗だけじゃない、あらゆるところで上にならないといけない。

 ――他団体からの移籍組が増えている現状をどう思う

 キッド 外から来る者は本気で(ベルトや居場所を)取りに来ている。前までスターダムは生え抜きばっかりだったから、ちょっと緩いというか。ユニットも抗争していたわけじゃないし。そういうのがあったけど、今は(移籍組が)みんな死ぬ気でやりにきている。その中で今までの状況で育ってきた生え抜きたちは、以前の状況から抜け出せていない人が多い。もっと闘争心を出していかないといけない。私もそれが出てきたのは最近かなって。「自分から何か発信とかきっかけをつくっていかないと、埋もれるよ」って思う。

 ――その危機感が今の躍進につながったのか

 キッド 本当にそうだと思う。

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