ノア30日の両国国技館大会で、新日本プロレスの小島聡(51)がサプライズ登場した。

 小島が登場したのは第9試合。タッグマッチに出場する丸藤正道の相棒「X」としてだった。ノアのTシャツを着て入場した小島は、稲村愛輝、岡田欣也の若手コンビと相対すると、その力を確かめるように技を交わす。稲村をタックルで倒し、岡田には逆水平チョップの連打を叩き込んだ。

 熱戦を展開し、若手二人からの猛攻も受け切った小島は、最後に必殺のラリアート一撃で岡田を吹っ飛ばし、貫禄の3カウント。試合後は「いい選手がそろっているとは思ったよ。初めて対戦する2人だけど、すごくよかったと思う」とコメントした。さらに今後の参戦についても「まだ明言はできないけど、入場した時の姿を見れば分かると思います。単発で終わるつもりなら、ノアのTシャツは着て入ってこない」と意欲を見せ「これは俺にとっての挑戦でもあるから」と力強く話した。

 果たして〝次回〟はあるのか。今後に期待したい。