ノアのGHCタッグ王座を保持する〝マット界随一の偏屈者〟こと鈴木秀樹(42)が、初防衛戦(30日、東京・両国国技館)へ弾みをつけた。
杉浦貴との「杉浦軍」王者コンビで「金剛」の拳王、中嶋勝彦組とのタイトルマッチを控え、9日の後楽園ホール大会では6人タッグ戦(鈴木、NOSAWA論外、スペル・クレイジー組VS中嶋、タダスケ、大原はじめ組)で前哨対決。
前夜のシングルで30分フルタイムドローに終わった中嶋と先発で向き合ったが、組み合うことなくお互いにタッチ。結局、その後も2人は触れることなく、最後は鈴木がダブルアームスープレックスで大原を沈めた。
前夜に続きノーコメントの中嶋とは対照的に、鈴木は「今日はさわってないですよね。指先がちょっと触れたぐらい。今日は何もないですね」と言いつつも「何もないというのは準備万端だし、彼も彼でできている。最初のしのぎ合いというのは、なかなか震えるものがありますよね。まあ、今日もしっかりしのぎ合って、何ごともなく終わったのかな」。決戦に向け、確かな手応えをつかんでいる様子だ。
ところがその直後、本紙記者を見つけるや表情が一変。「あれはマネでしょ? マネすんなバカ! だからしょっぱいんだ!」と言い放ち、控室に消えた。主語を明確にしなかったので定かではないが、前夜からの流れで推測するに全日本プロレスの〝暴走専務〟諏訪魔のことだろう。
8日の後楽園大会では〝悪魔仮面〟ケンドー・カシンが「カマボコ」呼ばわりする諏訪魔がGHCヘビー級王者・藤田和之と同じように「いい人」に変身したことを痛烈批判。「あれだけ(藤田を)毛嫌いしていたのに、なんでマネだけするんだって話ですよ。カマボコ! だからダメなんだ」と糾弾していた。
とにもかくにも、連日ノアの会場で批判される諏訪魔に何かしらのアクションを期待したい。












