新日本プロレスは11日、IWGP・USヘビー級王者のジュース・ロビンソンに王座返上を要求することを発表した。
ジュースは12日の大阪城ホール大会で、SANADAとウィル・オスプレイの挑戦を受ける3WAY形式で初防衛戦に臨む予定だった。しかし、3日の日本武道館大会を急性虫垂炎で欠場。王座戦が危ぶまれるなか、9日に緊急メッセージを団体に送り付けた。
ジュースは動画内で「急性虫垂炎だ。急病なんだよ、この意味、わかってんのか? 俺は言ったよな、大阪城ホールには行かないって。もう一回言っておくぞ、俺は行けねーよ! なのに、なんでこんなタイトルマッチを発表したんだ?」と団体の対応を批判。「大阪城ホールはこうしたらどうだ?『SANADA対オスプレイ』! その勝者の挑戦を受けてもいいぜ? だが、そのタイミングは俺が決める。もちろん完治した後だ。この試合は『次期挑戦者決定戦』とでもしておけ」と提案していた。
ところが新日本はこの日、ジュースの主張とは全く異なる見解を示した。「会社側と同意した3WAYマッチを反故にし、来日を拒否したため、IWGP・USヘビー級王座の返上、同ベルトの返還を要求いたします」と発表した。さらにこれに伴い、大阪城大会では挑戦者となっていたSANADAとオスプレイによる「US王座決定戦」を行い新王者を決めることになった。
一度発表されたタイトルマッチが行えない以上、ベルト返上は妥当な措置ではある。しかし問題はジュースが3日の日本武道館大会を欠場した後で、団体が3WAY形式の王座戦を発表している点だ。急病のためタイトルマッチには同意せず来日しない意向を明かしていたというジュースと、一度同意した王座戦を反故にしたという団体の主張は完全に食い違う。今回の対応を巡っては、今後も紛糾しそうだ。












