新日本プロレス6月12日大阪城ホール大会でKOPW保持者の鷹木信悟(39)に挑戦するタイチ(42)が、同タイトルのさらなる活性化案を明かした。鷹木にタイトルこそ奪われたもののKOPW戦を史上初めてメインイベントに押し上げたタイチは、奪回後の争奪戦ロードをキャリア不問として挑戦者を多様化させると公約。旗揚げ50周年のメモリアルイヤーにちなみ、レジェンドにも門戸を開放する意向だ。 

 タイチは4月広島大会で鷹木との「30カウントピンフォールマッチ」に敗れ、タイトルを手放した。だが1日福岡PаyPаyドーム大会で鷹木からフォール勝ちを収め、大阪城決戦での再戦が決定した。

 広島では、2020年8月に新設されたKOPW史上初めてメインで争奪戦を行った。タイチは「メインでやれたのも、鷹木が紙面飾れたのも、俺が全部キッカケだろ。KOPWのレベルを上げたのは俺。鷹木はいいエサだったよ。取られたけど、メインでできるという可能性を見せられたからな」と自身の功績を強調。自身提案ルールで敗れたのは屈辱だが「(鷹木は)ファン投票では俺に負けてたんだから。両方を取らないとKOPWじゃないでしょ。今の時代に沿ったプロレス頭を見せられないヤツは、真のKOPWとは言えない。試合に勝ったというだけで、発言力、発信力、注目度、人気でお前は負けてるぞ」と一方的に現保持者にイチャモンをつけた。

 短期間でKOPWが〝メイン級〟のタイトルになり得ることを証明したタイチは、奪回後は新たな可能性を模索するつもりだ。

「(IWGP)世界ヘビー(戦線)の連中もアリだし、若手も含めて全ての人間とやってやろうかなと。KOPWならデビュー1週間のヤツでも、老いぼれた連中でもルール次第でなんとでもできるだろ」と、より幅広い戦いを展開するプランを画策。

「世界ヘビーでできないこと、全部やってやるよ。(越中)詩郎とかたっつぁん(藤波辰爾)も全然KOPWまたがしてやる。ただヨシタツだけはまたぐなよ。アイツのことだから何か言ってくるかもしれないけど、絶対にまたがせない」と、メモリアルイヤーにちなんで新日本マット参戦が増加しているレジェンドへの門戸開放も視野に入れているという。

 もちろんそのためにはタイトル奪回が絶対条件だ。取材終盤は長州力口調でしか話してくれなくなったタイチは「まあでも取り返してからだろうな。取り返してからじゃないか? ウン。まあ取り返してからじゃないですか。俺が取り返したら、アイツは立って帰れないですよ」と、うわごとのように同じセリフを何度も繰り返しながら去っていった。