新日本プロレスの新IWGPタッグ王者・グレート―O―カーンの独占インタビューにまたしても成功した。9日の両国大会でジェフ・コブとともにベルトを奪取。3月に神奈川・川崎市内で泥酔男性から女児を救出し男を上げた支配者は、2020年10月の侵略開始からついに悲願の新日本マット初タイトルを獲得した。まさに飛ぶ鳥を落とす勢い。現在は米国遠征中の余がわざわざ国際電話に出てやったのじゃ、心して聞くがよい――。
――タッグ王座奪取おめでとうございます
オーカーン(以下・余) 忙しすぎて貴様を処すのを忘れておったわ。いまさら誇るようなことではない。余は英国で2年以上無敗のタッグ王者だったし、新日本に来てからもシングルとタッグでコスチュームを変えるほどタッグにこだわりを持っておる。タッグマッチをもっと面白くできるとうたってきたじゃろ。
――無礼をお許しください。大仰に祝うほどのことでもないと
余 タッグ王者になることは当然じゃし、最多防衛回数、ベルトデザイン変更、タイトルマッチ前の歴代チャンピオン紹介動画、そしてIWGP世界ヘビーを抑えてタッグ選手権を東京ドームメインにする! それだけの心意気が余にはある。
――会場も割れんばかりの拍手喝采だった
余 少し前から余のことを、イケメンだの、カッコいいだの、二枚目だの、美少年だの、ダンディーだの、いろんなことを言うヤツがいっぱい出てきたが、もとからジャニーズ顔だってんだよ! 嫁も画面の向こうにたくさんいるしな。それに稲田徹、白石稔、北小路ヒスイなど一目置いていたヤツらから事件のことでメッセージをもらったが、その一言だけで、一晩で法隆寺が建てられちゃうぐらい萌えた。あの黒木メイサの心まで支配してしまうとは、余も罪深い男じゃ…。
――確かに黒木さんも女児救出報道をSNSで絶賛していた
余 愚民どももどこかの新聞記者のように手のひらをギュルンギュルン返したな。まあ、余には最初からこうなることはわかっておった。だから最初から愚民と帝国民と分けて、プロレスの見る目のあるヤツを選別していたわけだが、結局来るものは拒まん。これまで罵詈雑言を浴びせたヤツらも許してやろう。いつでも帝国民になるがいい。
――なんと寛大な…
余 なんだかんだ余は新日本プロレスの支配者だから。新日本とプロレスラーの価値を上げられ、誇らしいよ。中には「オーカーン様が捕まったのかと思いました」と不届きな連絡をよこす臣下もおったがのう…。
――ハハッ! 私も最初はそう思いました
余 誰だよてめーはいきなり現れて好き勝手言ってんじゃねーぞ。悔しくて泣けてきて怒りで震えて涙が止まらない。
――無礼をお許しください。今後の抱負は
余 散々言っておるが、タッグマッチは2対2。単純計算でシングルマッチより2倍面白くできる。余たちがタッグの価値を高め、東京ドームのメインイベントに立ってみせよう。そしてその舞台にあの親子を招待する。さすればプロレス大賞の最優秀タッグも当然? あっ! これつまらぬものじゃが100万円…。
――徐々にステップアップし、MVPを目指しましょう
余 ぐぬぬ。テレビ各局、他業種への余の露出度、プロレス界のイメージアップと、余を上回るレスラーがどこにいる! もう余知らないから!
――無礼をお許しください。現在は米国遠征中
余 余のスタイルは世界中で受け入れられる。だから米国にも領土を広げるとともに! ブロディ・キング、スコット・ノートン、MJF(AEW)とは戦えるかはわからんが、そういった猛者どもを処さなければ意味はない。
――ノートンとは4月16日(日本時間17日)のシカゴ大会で、12人タッグマッチで初対戦する
余 うむ。超竜だかレジェンドだか知らんが、是非もなし。帝国の礎となってもらうまでじゃ。余が英国、日本に続き米国を支配するその前に! ひれ伏せっ! 愚民ども!












