新日本プロレスのNEVER無差別級王者EVILが、CHAOS勢をまとめて断罪だ。V1戦(13日、エディオンアリーナ大阪)のランバージャックデスマッチで石井智宏(46)を迎え撃ち、19日の北海道立総合体育センター北海きたえーる大会ではIWGPタッグ王者の後藤洋央紀(42)、YOSHI―HASHI(39)組に挑戦する。全面抗争前に繰り出した独善的な主張とは――。
大阪決戦でEVILは前王者の挑戦を受ける。両陣営のセコンドがリングを取り囲み、場外に転落した際はセコンド陣がリングに押し戻す完全決着ルールだ。「俺が防衛することは確定してるから、受けてやったんだ。場外に逃げることのできないアイツを拷問の館に引きずり込んでやるよ」と不敵な笑みを浮かべた。
「ハウス・オブ・トーチャー」と「CHAOS」の戦火は拡大の一途で、今シリーズだけで3つのタイトル戦が組まれている。EVILは19日札幌大会では高橋裕二郎とのコンビで後藤組のタッグ王座に挑戦し、翌20日札幌大会では裕二郎、SHOとのトリオで保持するNEVER無差別級6人タッグ王座のV2戦で後藤、YOSHI―HASHI、YOH組の挑戦を受ける。
タッグ王座を巡っては昨年末の「ワールドタッグリーグ」優勝決定戦で敗れた借りがある。この試合は拷問の館のセコンド介入に対し、後藤組には石井が助太刀に入る大乱戦となった。
ところがEVILは自分たちのことはとことん棚に上げ、アリーナ外から入ってきた石井の〝乱入〟を糾弾する。「あんな汚いやり方で優勝したヤツらが今、ベルトを持ってるなんておかしいだろ? 本来だったら優勝もベルトも俺たちのものだったはずだ。今回はあんなマネができねえように、大阪で石井を完膚なきまでに潰してやるよ」
また、今シリーズからチーム名を「毘沙門」と命名し「戦いの神が俺たちにはついている」と言い放つ後藤組に対しては「よく覚えとけ。このリングで〝神〟を名乗って、頭がマトモだったヤツは一人もいねえんだ」と切り捨てた。
王座戦3連戦も暗黒王にとってはあくまで下準備にすぎない。「『NEW JAPAN CUP(NJC)』(3月2日、東京・日本武道館で開幕)が始まるまでに、集めやすいベルトは全部集めておいてやる。俺が〝3冠王〟としてNJCに乗り込んでやるよ」
シングル、タッグ、6人タッグの同時戴冠を果たし、再び新日マットの中心へと舞い戻る。












