鋭い舌鋒は止まらない。新日本プロレスのIWGPヘビー級&インターコンチネンタル2冠王者の内藤哲也(38)が、祭典「G1クライマックス」(19日、エディオンアリーナ大阪で開幕)に“警鐘”を鳴らした。出場枠、そしてジュニアヘビー級への門戸開放について考えることとは――。
内藤は東京・明治神宮野球場大会(8月29日)でEVILを破り王座奪還に成功した。31日のオンライン会見には、決戦の模様と一夜明けた2冠王者の様子を1面で報じた同日発行本紙を手に上機嫌で登場。終了間際には「お礼もかねて“聖地”ファミレス、いかがですか?」と本紙記者に呼びかける場面もあった。
しかし感染症対策として現在、新日本所属選手との飲食店での対面取材は自粛中。制御不能男が先走ってファミレスへ向かってしまったため「一人飯」後の電話インタビューとなった。
内藤にとって今後最大のテーマとなるのが、キャリアで初めてIWGP王者として迎えるG1だ。新型コロナウイルス禍の影響もあってか、現段階ではまだ出場メンバーは確定していない。「仕方ないことと理解してますが、今年は公式戦のあるブロックの選手しか大会に出場しないので。チケットを買うお客様はどっちのブロックに誰が入るか気になるでしょうし、ノートランキーロ、焦ったほうがいいんじゃないかと思いますね」と早期発表を求めた。
出場選手についても意見がある。海外在住選手招聘のハードルが高いご時世でも「グレードワン」のレベルは保つべきというのが持論だ。そこで「もし外国人選手が来られないというのであれば、無理に20選手集める必要はないんじゃないかな」と出場枠削減の選択肢も提示する。
「NEW JAPAN CUP(NJC)」トーナメントでは代わりにジュニアやヤングライオンがエントリーしたが、G1でもこれを認めるのは“危険”だという。「NJCは目新しいカードもあったし、楽しかったと思います。でもあれを毎回やってしまうと、階級で分けている意味がなくなってしまう。どうしても出たい選手、対ヘビー級でも実績ある選手が名乗りを上げるのはもちろんいいんですが、判断は慎重にするべきかなと思いますね」と訴えた。
言いたいことを言い終えるや「せっかくお礼をしようと思ったのに…東スポさんには千載一遇のチャンスを逃したと強く自覚してもらいたい」と自腹を切った一人ファミレスを根に持っている様子。しばらく反撃におびえる日々が続きそうだ。












