【新日本】内藤8・29神宮決戦に誓う!「聖地・マツダスタジアム戦」実現だ

2020年07月27日 14時00分

内藤はEVIL(手前)にエルボーを叩き込んだ

 新日本プロレスの内藤哲也(38)が真夏の主役を狙う。愛知大会(25日)で初防衛に成功したIWGPヘビー級&インターコンチネンタル2冠王者のEVILへの挑戦を表明し、8月29日の東京・明治神宮野球場大会での2冠戦が浮上。21年ぶりとなる屋外ビッグマッチでベルト奪還を狙う制御不能男が背負う使命と新たな目標とは――。

「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(LIJ)」を裏切り「バレットクラブ(BC)」に加入したEVILは、前夜の2冠戦でも悪の限りを尽くし挑戦者の高橋ヒロム(30)を粉砕。これを受け前王者の内藤がベルト奪還を宣言し、再戦が決定的となった。

 内藤は愛知決戦の結果にかかわらず、EVILへの雪辱が最優先事項だった。とはいえ、2冠王座への特別な思いももちろんある。「史上初の偉業」として昨年から2冠を目標に掲げ、今年1月5日東京ドーム大会で有言実行となった。当初の目標はすでに達成されたが、「やり残したこと」があるからだ。

「達成した姿をほとんど全国のお客様に見せることなく大会が中止になって、終わってしまったので…。その辺はお見せしたいなって気持ちはありますよね」。新型コロナウイルス感染拡大の影響により、2冠保持期間の半分以上は大会が中止となり、思い通りの活動ができなかった。

 2冠戦線誕生の“首謀者”としての責任も、自らで取りたいという。「別に俺はベルトを統一したかったわけじゃないですから。これを離すのも俺の役目かなと。以前も言いましたが、個人的には特別な場合を除いて別々で防衛戦をやっていきたい。2冠に終止符を打つのも俺がやらなきゃいけないことかな」という使命感に燃える。

 2冠を奪われたEVILとの再戦の舞台は、本紙が既報し正式発表された屋外のビッグマッチ、神宮決戦が確実だ。当時高校2年生だった1999年8月28日の神宮大会をスタンドで観戦しており「お祭り的な雰囲気がありましたよね。カープの応援に行くときもいつもスタンドから見ているので、グラウンドに組んだリングからどういう景色が見えるのかという楽しみはあります」と目を輝かせる。

 21年ぶりの神宮大会が実現するにあたり、新たな目標も生まれた。「少し前に『ドームツアーをやりたい』と口にしましたが、今回神宮球場が復活することで、もしかしたら俺の最終目標がかなう日も来るかもしれないなと。実際に厳しい問題はいくつもあるんでしょうが、いつかマツダスタジアムでやりたいですね」とカープファンの“聖地”での興行を視野に入れた。

 26日の後楽園大会では6人タッグ戦でEVILと激しいエルボー合戦を展開した。あらゆる意味で暗黒王へのリベンジは必至。真夏の屋外決戦で2本のベルトを取り戻す。