【新日本】内藤が「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」に問題提起 二枚看板不在に疑問

2019年05月18日 16時30分

連日無言が続く内藤の胸中は

 新日本プロレスの内藤哲也(36、写真)が17日、開催中のジュニアヘビー級の祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)」に問題提起だ。所属ユニット「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(LIJ)」の鷹木信悟(36)、BUSHI(36)のパートナーとしてシリーズに参戦しているが、6月9日の大阪城ホール大会で挑戦するIWGPインターコンチネンタル王者・飯伏幸太(36)との前哨戦は実現せず。連日無言が続く内藤の胸中は――。

 BOSJにはLIJから鷹木とBUSHIがエントリー。内藤が非公式戦用の2人のパートナーとしてシリーズに参戦中だが、開幕から4大会連続でバックステージで無言が続いている。日頃から発信力を重視しているだけに、これは異例の事態と言っていい。

 その理由として真っ先に思い浮かぶのが、飯伏のシリーズ不在だ。これに不満爆発の内藤が王者を“口撃”…という光景がありありと想像できる。ところが、いざ本人を直撃すると「まあ、ノーコメントの理由はほかにもあるんだけど…。今回は飯伏がいないってことに関して、俺が彼に対して文句を言うことはないよ。何しろ俺は挑戦者の立場だからね」と、意外にも機嫌はそこまで悪くなかった。

 その上で「不満でも批判でもなく、問題提起ですよ。ジュニアのシリーズはヘビー級の選手を休ませるシリーズなのか、と。飯伏がいなくてがっかり? いやいや、がっかりしてるのは俺ではなくお客様でしょう。何で出さないのかなという疑問は新日本に対してありますよね」と主張した。

 今シリーズは飯伏に加え、IWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(31)も参戦していない。団体の二枚看板と言えるベルト保持者が揃って欠場している現状に、疑問を投げかけるのだ。

 しかも4月に再入団した飯伏が全戦参戦を希望すると、新日プロは急きょ先シリーズのカードを変更して要望に応えた。「あの意気込みはどこに行ったんですかね。本人は『プロレスを広めたい』と言っているのに、これじゃスポット参戦と変わらないんじゃないの?」と、ちぐはぐな対応も問題視する。

「相手がいないとはいえ、俺は自分のプロレスをお客様に見せたいし、参戦できることはうれしい。一歩引いてるように見えるのかもしれないけど、それだけ今シリーズはジュニアの選手が頑張っているということでしょう」と最後まで冷静に話したが、インターコンチネンタル王座戦の前哨戦が実現していれば今以上の盛り上がりを見せたのは確実。“ヘビー級軽視”とも取れる主力不在に一石を投じたことで、今後波紋を呼びそうな気配だ。