DDTのダムネーションT.Aを率いる佐々木大輔(36)が5月1日横浜大会で投入する新メンバー「X」について「とっておきのヒント」を提供した。

 藤田ミノルが左目眼窩底骨折による欠場に突入したため、保持していたKO―D6人タッグ王座を返上。MJポー、そして「X」との新トリオで同王座の新王者決定トーナメント(5月6日、新宿で開幕)に臨む。

 佐々木は22日新宿大会で「X」について言及。「この会場にいるかもしれないし、米国にいるアイツかもしれない」とヒントになっていないヒントを出すにとどまったが、取材を申し込むと「特別だ…その代わり今度ファミレスおごれよ?」と快く応じてくれた。

 数分間の沈黙の末にカリスマは「…ビールも飲んでいいよな?」と念を押しつつ「よし、とっておきのヒントをやろう。ヒントは〝ならず者〟だ。このプロレス界に数多くいるならず者の一人だ。とは言っても日本酒に見せかけて水を飲んで、後輩を酒で酔い潰す(女子プロレスラーの)米山香織ではないことだけは断言しておこう」と明かした。

 この業界でならず者と言えば真っ先に思い浮かぶのは、かねて名前を出し合っている新日本プロレスのIWGPジュニアヘビー級王者エル・デスペラードだ。5月1日は新日本の福岡ペイペイドーム大会とバッティングしているだけに、かなり非現実的だが、どうしてもデスペラードを候補に入れておきたいようだ。

 結局のところヒントにならなかった気もするがカリスマは「なにやら禁断の扉が開いたらしいな。こっちも禁断の扉を開けるか?」とニヤリ。そろそろ怒られてもいい時期に差し掛かってきた。