DDTが16年ぶりとなるタッグリーグ戦「Ultimate Tag League 2021」(5月9日、東京・後楽園ホールで開幕)を前に27日、都内で会見を開催した。

 参加する全5チームが火花を散らす中、開幕戦でアントーニオ本多(43)と初遭遇する、KO―D無差別級王者の秋山準(51)が早くも制裁を予告した。

 坂口征夫&樋口和貞、秋山&大石真翔、竹下幸之介&勝俣瞬馬、佐々木大輔&火野裕士が席につく中、クリス・ブルックスと組む本多は遅刻しているということで姿を見せない。

 各チームが意気込みを述べていると、ダッシュで会見場に駆け込んできた本多だったが、ここで派手に転びヒザを強打。だがクリスの肩を借りて着席すると「ヒザもクラッシュギャルズですし、リーグ戦でもアクシデントに見舞われる可能性が高い。でも俺たちが優勝するというのが一番のアクシデントです!」と堂々の優勝宣言をしてのけた。

 これを苦笑いで聞いていた秋山だったが「リングに登場してコケたら、その瞬間に俺のヒザが飛んでいく」と不穏発言。タッグでのリーグ戦は全日本プロレス時代に小橋建太とのタッグで1998、99年と2連覇していることもあり「タッグ戦には自信があるので優勝を狙いたい」と静かに闘志を燃やした。