DDTが11日、都内で会見を行い「BASARA」が年内いっぱいでグループから独立すると発表した。

「BASARA」の木高イサミ代表(37)は「自分のところに若い選手が集まってきて、僕が理想としているものが形になりつつある。自分のマックスで動けるうちにもうワンステップ踏んでみたい」と独立の理由を語った。

 DDTの高木三四郎社長(49)は「当初からゆくゆくは自分で独立して経営者としても頑張ってみたいと聞いていたので快く受け入れました。会社は別々になりますが、応援したい」とエールを送った。

 続けて「独立前に経営者として大事なことをお前に叩き込みたい。でかい舞台でやろう。11月3日、両国でやろうよ。KO—D無差別の防衛戦」と提案した。

 高木は現在KO—Dの王者ではない。「プロレス界に『絶対ない』という言葉はない。これを君に教えておこう。私はこれまで数々の『できないでしょ』ということをやってきたから」と説得力十分の発言に驚きの表情を見せていた木高も最後は「なるほど」と納得した。11月3日のカードに注目だ。