全日本プロレス春の祭典「チャンピオン・カーニバル」(4月9日、大阪で開幕)の全体会見が31日に行われ、3冠ヘビー級王者の宮原健斗(33)が突然優等生化した諏訪魔(45)に疑惑の目を向けた。

 初制覇を果たした2019年大会と同様に3冠王者として3年ぶりの挑戦を狙う宮原は、Bブロックにエントリーした。CCの歴史のなかで3冠王者として複数回の優勝を飾ったレスラーはいない。「今年は伝説を残すと言っている以上、歴史で誰もやったことのない、3冠王者として2度目のCC制覇。それが俺の一番大きな目標」と豪語。「それが50周年イヤーという最高じゃないですか? シチュエーションとしては」と目を輝かせた。

 その一方で気がかりと話したのが同ブロックの諏訪魔の存在だ。諏訪魔は21日大田区大会でブードゥー・マーダーズとして大暴れするも、その後いきなり優等生化。「宮原君」と呼びかけられた3冠王者は違和感のあまり「俺のことを『宮原君』とかね。ちょっとね…検査した方がいいよ、この男。異常だよこれ。会社も選手の管理をしっかりしたほうがいい。浜松(4月10日)までに検査したほうがいいよ」と公式戦での激突までに宿題を課した。

 ところが当の諏訪魔は「そんな厳しいこと言われたってねえ。俺自身も気持ちは固まってるよね。宮原君としっかりとした勝負をしたいよね。3冠と世界タッグの王者同士が当たるわけだから。俺はクリーンにいきたいね。正々堂々やろうよ」と相変わらず柔和な対応。昨年のCC合同会見では大暴走の果てに会場のLEDライトを破壊した前科もあるが「まったく覚えてないね。そんなことするわけないだろ」とシラを切った。開幕を前に、3冠王者と世界タッグ王者の間に早くも不穏な気配が充満している。