安倍晋三元首相の死去を受け、元参院議員の〝邪道〟大仁田厚(64)が率直な思いを明かした。

 8日に愛知・豊田市内で営まれたプロレスラーで空手家の誠心会館館長、青柳政司さん(享年65)の通夜に参列した大仁田は、「ショックですね。安倍さんにはよく面倒を見ていただいたので…」と言葉を詰まらせた。

 大仁田は2001年7月の参院選で初当選。06年9月からの第1次安倍内閣時にはプロレス好きで知られる安倍元首相と「結構、一緒にいる時間がありましたね。(当時は)親身になって若手のことを考えて意見交換してくれていましたから。いろんな人がいろんなことを言うけど、まじめな方だったと思う」と振り返った。

 また、銃撃によって最悪の結末を迎えたことについては「暴力は断固として許せない」と怒りをにじませた。