東京女子プロレスで活躍する〝平仮名じゅりあ〟こと長野じゅりあ(26)が、世紀の一戦から受けた刺激を糧に自力初勝利をつかむ。

 9日の東京・大田区総合体育館大会のオープニングマッチで宮本もか(23)とのシングルを控え「大きな大会の大事なところを任されて、1試合目だからこそお客さんを引きつけないといけない。宮本さんとの共通点は空手なので、バチバチの空手対決で大田区が盛り上がりそうだなと思ってくれれば」と意気込みを語った。

 3月の両国大会でプロレスデビューを果たし、これまで5試合に出場。6人タッグでチームの勝利は一度だけあるものの、まだ自力勝利はない。そのため「必殺のブラジリアンキックが読まれているので、それに代わるコンビネーションの蹴りを考えています。空手にユーチューブコラボでK―1選手やキックボクサーに習った技を足して」と明かし、新技名を「ドスンドスン(仮)」と命名した。

 決戦前に刺激も受けた。那須川天心vs武尊の頂上対決が行われた6月19日の「THE MATCH 2022」を5万6399人(主催者発表)の観衆が埋めた東京ドームで生観戦。「試合で人を感動させられるのってすごいなって。自分も感動させられるような試合をしたいなって思った」

 那須川に敗れた武尊の姿から〝敗者の美学〟も学んだ。「心が折れないことが全試合に共通してあったので、そこを見習いたいと思います」と表情を引き締める。

「自力勝利がしたい。さらに成長した私や東京女子プロレスを知ってもらいたい。声援とか紙テープが初めてなので、きれいな光景とか感動が伝わればいいなと。とにかく盛り上げていこうと思っています」。TikTok91万人のフォロワーを持つインフルエンサーがビッグマッチの主役を奪う。