女子プロレス「スターダム」のウナギ・サヤカが、7月10日のガンバレ☆プロレス東京・大田区総合体育館大会で一騎打ちするまなせゆうなに蛮行だ。

 2019年1月に東京女子プロレスでプロレスデビューしたウナギにとって、まなせには苦い思い出がある。30日の会見では「(同年)1・5で初めてのシングルがまなせゆうなでした。あのときボロボロに負けたことが黒歴史」を振り返りつつ「7月10日はまなせゆうなの黒歴史にしてやりますよ!」と意気込みを語った。

 この一戦は団体対抗戦というよりも個人としての思いが強いようだ。ウナギは「私はスターダムでテッペンを取るつもりだけど、初めてのシングルで負けた女が『ラストラン』とか言って終わりに向かっている。ここは白星に変えて回収して、スターダムでもっと上を目指していきたい」と強調した。

 一方、まなせは「ウナギを見くびっているわけではない」としつつも「自信があるように見えて、実はそうじゃないのかなと。不安があるのかなと感じました。だから私が勝つのは当然」と言いきった。

 ピリピリムードが漂う中で会見終了…かと思いきや、突然ウナギがまなせに襲いかかり、胸にかみつくなど大暴れ。会見場は大混乱となった。

 にらみ返すまなせに、ウナギは「その顔ですよ。優しすぎておいしいところを後輩に譲ってきたまなせゆうなは、もう見飽きたんですよ。私が見たいのは、自分のために戦うまなせゆうなだよ!」と吐き捨て会見場を後にした。