東京女子プロレスで活躍するアイドルグループ「SKE48」の荒井優希(24)が、4団体合同興行「サイバーファイトフェスティバル」(12日、さいたまスーパーアリーナ)へ闘志をみなぎらせている。

 デビュー2戦目で出場した昨年に続く大舞台では乃蒼ヒカリ、鈴芽と組み、山下実優、伊藤麻希、長野じゅりあ組と対戦する。「去年は余裕がありませんでした。でも今回は楽しみながら、絶対に勝ちたいです」と笑顔を見せた。

 意識する相手はじゅりあだ。「私と違って格闘技経験があってかっこいいと思います。戦ってみたい相手だったので、対角に立ててすごくうれしいです」と絶賛。一方で「まだ自分は何か教えるような立場ではないですけど、初めての後輩に負けられないです。『先輩ってすごいな』って長野さんも思っていると思うんですけど、その一人になれるように頑張りたい」と対抗心を燃やした。

 昨年5月のデビューから急成長を遂げた。その過程で重要性を実感したのが「休む勇気」だ。名古屋でアイドル業をこなしてから新幹線に飛び乗り、東京でプロレス活動を続けた結果、昨年末にオーバーワークに陥ったことがあったという。

「自分では元気だと思ってたんですけど足をひねったりとか、ちょっとしたミスが多くなって…。それに気づいた先輩たちが『練習しすぎだから気をつけた方がいい』って声をかけてくれたんです。それから意識して休む勇気を持てました」

 適度な休息はパフォーマンスの向上にもつながった。着実に階段を上り続ける荒井が、新進気鋭の後輩に威厳を示す。