プロレス界の〝襲撃のメッカ〟こと東京・新宿で、新たにグダグダな歴史が刻まれた。

 場所は新宿三丁目の「BAR Lounge SWANDIVE」。ここでバースデーイベントを行っていた男色ディーノ(45)を〝悪魔仮面〟ことケンドー・カシンが襲った。カシンは、イベントの情報をSNSを通じて発見。嫌がらせに関して他の追随を許さないひねくれものは、わざわざ「コバヤシ」の名で4人で予約して正面から突撃した。

 マット界随一の偏屈者らしきレスラーと、声のしゃがれたバカサバイバーらしきマスクマン2人を引き連れて入店すると、戸惑うディーノを襲いガムテープでグルグル巻きに…。動けなくなったディーノを青木、鈴木とともにめった打ちにしたカシンは「おめでとう!」と100発のクラッカーでしつこく誕生日を祝福した。

 その後、ウイスキーを無理やり飲ませながら「エクスカリバーはどこにあるんだ!?」などと意味不明な恫喝。さらに4団体合同興行「サイバーファイトフェスティバル」(6月12日、さいたまスーパーアリーナ)で行われる「ファミリー軍」(カシン、青木、堀田祐美子、高木三四郎)VS「フェロモンズ」(飯野〝セクシー〟雄貴、男色〝ダンディ〟ディーノ、今成〝ファンタスティック〟夢人、彰人)の一戦に言及して「大体俺たちの戦いになんで高木と彰人が入ってくるんだよ。関係ないだろ。俺たちだけで戦おうじゃないか!」と力説した。

 ディーノは「え…。そんなこと私に言われても」とドン引きしつつ「戦えれば、私はそれでもいいわよ」とグルグル巻きのまま応じる。するとカシンは「分かったならそれでいい」と話すと、最後に店外にディーノを引きずり出して一通り蹴っ飛ばしてから風の様に去っていった。彼らは一体何がしたかったのだろうか。